人が人として

世の中には、病気やケガで苦しんでいる人が沢山います。
時には人間としての尊厳や自尊心も失いそうになります。

誰かが手を差し伸べることができる社会の実現を願っています。
美容に関わる者が「今、出来る事」を考え実行していく中で
社会の中でどのような役割を担っているのか明確になってきました。

美容には「チカラ」があること。
人を元気にするエネルギーがあるということ。

美容に携わる者が、「日本を明るく元気にする」事を確信し
人が人として明るく暮らせる明日を創りたいと思います。

現在、日本人に2人に1人が、癌になると言われています。
最近では、メディアでも「抗がん剤による1番の悩みは?」
の質問に頭痛や嘔吐による苦痛よりも
抜け毛、脱毛という返答が多いと発表されています。

「患者さん達の心を豊かにするを目的とします」

病気や治療から生じる精神的な苦痛を和らげる為の美容技術

美容従事者にできる事の可能性を
医療の視′薇で考えてみると沢山のことが診えて来ます。

病気になっても 人は少しずつ回復し元気になっていくのと
平行して きれいになりたいという思いが強く湧いてきます。
でもそのタイミングでは まだまだ美容室で美容師に相談できる
状況ではないと思います。

本来、美容師が持つホスピタリティーは
私のような美容師の存在の普及が、社会に必要とされ ―
そのクオリティの充実と統一感が不可欠と考えています。

成人病から生活習慣病といわれるようになり
若年層のがんや自血病などの患者数も増え続け 肌に異常をおこす要因など
時代の背景とともに 私のような美容師の必要性は、急激に増え続けています。

技術と知識、またメンタル面の対応を身につけいく事を
美容従事者が真貪1に考え行動する時代がきていると思つています。

がん患者さんから話を聴く中で、わかつてきた事は
「がんになつてから、不安なく日常生活を送れるようになるまでの
トータルケアのサポートがない」 ということ。

病気による心身のダメージを受けのみならず、退院後には
再発の不安と身体のしんどさをかかえながらの生活が待つています。
ところが、抗がん斉J投与による外見の変化が原因で離職や降格を
強いられる人も少なくないそうです。
「命を守ること」はもちろん最優先。
でも医療を受ける為には生活をしなければなりません。
患者さんが退院して最初に困るのは外見の問題。
「いつも通りの生活」に戻つていく為に
一番はじめのハードルを越えさせてあげなければと思います。

わたしは、「かつらを着ける前から脱ぐ瞬間まで」に
必要な知識と技術を提供して サポートを行うと共に
適正な価格でのかつらの提供や髪が生えてくるまで安心して
通える美容室を創ろうと思いました。
わたしが、取り組んでいるのは、美容のチカラで前向きになってもらって
アクションを起こすところまでをサポートすること。
患者さんには、正しい知識と情報が伝わり 美容師は、がん患者の
ケアーを当然こととして行つてはしいと思います。
医療従事者との連携で社会復帰に向けたサポートが行える団体への
橋渡しも充実させたいと思つています。

がん患者さんが、必要とする情報や機械の提供を行えるように
各団体とも連携も行い
がん患者さんが、安心して社会復帰の道のりを
歩んでいける社会をと思つています。

生活が変化してしまう時期だからこそ
患者さんやそのご家族の「困り事」を少しでも減らして
通常の生活に近ずくことができるようにサポートしたいと思つています。

患者さんの外見を支える事は、
患者さんの生きるを支える事だと信じています。

がん患者さんとご家族のクオリティライフ(生活の質)を
上げていきたいです。

「美容術で人と町を元気に!」のコンセプトで
病気になつても 安心して暮らせる町つくりをしたいと思つています。



レゴリス代表増田榮子

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